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【Lensbaby 】EOS RPでふんわりの世界を楽しむ。

【Lensbaby 】EOS RPでふんわりの世界を楽しむ。


ずっと気になっていた「 Lensbaby Velvet 28 28mm F2.5 ソフト」。ベルベットと読みます。

独特なソフト効果を楽しむことができるレンズです。
より解像度が高いレンズ、よりキレ味が良いレンズなど各メーカーから発売されていますが、

こちらのレンズは真逆で絞りを開くほどとても柔らかく、ふんわりと夢見心地なイメージで写しだすことができます。

RFマウントなので直接とりつけることが可能で、すぐに楽しめます。

しかしこちらのレンズは電子接点がないため、マニュアルフォーカスのみで使用できます。

電子接点がないので、装着してすぐにシャッターを切ろうとしても切れません。

故障しているわけではなく、ボディ内で「レンズなしレリーズ」の設定することで使用することができます。

今回使用したボディはEOS RP。

早速、メニューで「レンズなしレリーズ」を「する」に設定します。

柔らかいイメージにしたい被写体を探していたところ、フラワーガーデンを見つけたので行ってみることに。

このレンズにふさわしいお花がたくさん咲いていました。
何枚か撮影してみて確認してみると期待以上にふんわり。
ハイライト部分の美しい滲みにうっとりします。

すべてJPEGの撮って出しで、後から編集はしていません。
絞りリングを操作することで、一瞬にしてソフトな世界を表現することができます。

ソフトフォーカスのレンズですので絞りを開けば開くほどソフトになりますが、絞ると急にシャープさが増し、
鋭い描写へと変わります。

同じ被写体でもF値を変えれば全く違う表現ができるのが面白く、とても不思議でした。

そして、このレンズはフォーカスリングを時計回りに回し続けると、ハーフマクロレンズとして変身します!
マクロでもソフト効果を楽しむことができ、より幻想的になります。

紅くハッキリしたバラでしたが、このレンズで写しだすと柔らかくとろけるようなバラへと変化。

このレンズの魅力を引き出してくれるような一枚です。

今回使用してみて、想像以上に楽しむことができました。

いつも撮る被写体もこのレンズで雰囲気がガラリと変わり、違う世界にいるような感覚になります。

このレンズ1本で、ソフト効果はもちろん絞れば28mmのレンズ、そしてハーフマクロとして使用でき、様々な楽しみ方があります。

独特な雰囲気、いつもとは違う雰囲気で撮りたいとお考えの方にとってもピッタリなレンズです。

[ Category:Canon etc. | 掲載日時:22年09月05日 12時30分 ]

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【OM SYSTEM】数量限定!オリジナルステッカープレゼント

【OM SYSTEM】数量限定!オリジナルステッカープレゼント

皆さまこんにちは。

9月に入り、秋を感じさせるような涼しい日も増えてきました。

今月は祝日も多く、涼しくなってきたこの季節に撮影に行きたい!という方もいらっしゃるかと思います。

山や川辺へ撮影に向かう際には、防塵防滴でおなじみのOM SYSTEM製品のカメラを持ち出す方も多いのではないでしょうか。

今回はOM SYSTEM製品でも人気の高い「OM SYSTEM OM-1」を新品でご購入いただいたお客様へ、ささやかながらプレゼント品をご用意いたしました。

 

OM SYSTEMファンなら思わず色々な所に張りたくなってしまうような、高級感溢れるステッカーです。

スマートフォンやPCなどのガジェット周りからメモリーカードケースやレンズフードなど、貼り付ける場所を考えるだけでウキウキしてしまいます。

 

通常の紙シールとは違い高級感が漂う仕上がり。

銀色の光沢がキラキラと光り撥水性にも優れており、しっかりとした素材でできているので末永くお使いいただけます。

(※防水仕様ではございませんので、水回りなどではお使いいただけません)

 

ステッカーの銀部分は光沢のものと、マット状の2タイプが1シート上に存在します。

 

ステッカー上面にオレンジの紙を当ててみました。反射の違いがお分かりいただけるかと思います。

鏡のような光沢感あふれるものと、ザラっとしたマットタイプ、好きな方をチョイスして楽しんでください。

 

一番上には「OM SYSTEMブランドロゴ」が大きく配置されています。

スクエアタイプなので場所を選ばず貼り付けることができ、汎用性の高いデザインです。

サイズはブラックタイプ/シルバータイプそれぞれ

大(7㎝×7㎝) マットタイプ×1

中(3㎝×3㎝) マットタイプ×1 光沢タイプ×1

小(2㎝×2㎝) マットタイプ×2 光沢タイプ×1

もちろんすべてのステッカーには縁に切込みが入っているので、簡単に剥がして使用することが可能です。

 

中段には「OM SYSTEMブランドロゴ」の横バージョンです。

ノートパソコンやタブレットなど、ガジェット系アイテムにおすすめです。

サイズはブラックタイプ/シルバータイプそれぞれ

大(14㎝×3㎝) マットタイプ×1(※シルバーなし)

中(7㎝×1.5㎝) マットタイプ×1

小(3.5㎝×0.8㎝) マットタイプ×1 光沢タイプ×1

の計7枚です。

 

そして下段には馴染み深い「M.ZUIKO DIGITAL 」ステッカーです。

レンズに纏わるパーツに貼り付けると一体感があり、格好よくカスタマイズできるデザインに仕上がっています。

サイズはブラックタイプ/シルバータイプそれぞれ

中(7㎝×1.5㎝) マットタイプ×1

小(3.5㎝×0.8㎝) マットタイプ×1 光沢タイプ×1

の6枚です。

OM SYSTEMファンにはたまらないオフィシャルロゴをふんだんに取り入れたステッカー。
こちらのオリジナルステッカーを使って身の回りのアイテムを「OM SYSTEM」一色にしてみませんか?

是非様々な場所で楽しんでみてください。

↓今回おすすめ機種「OM SYSTEM OM-1」のレビュー記事はこちら! ↓

 

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年09月05日 11時00分 ]

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【Leica】M2と歩む(番外編)

【Leica】M2と歩む(番外編)

これは筆者が様々な不具合を抱えたM3を購入し、のんびりと歩いていくお話です。

 

M3と歩むシリーズを気ままに連載しておりましたが、M3が修理中のため代替機のM2と一時的に行動を共にしています。

修理と言ってもシャッタースピードの調整程度の軽微なものですのでご安心を。

きっと次回にはM3と歩み始めているはずです。

今回は心機一転、M2と歩んでいきたいと思います。

 

FUJICOLOR100,Leica M2,Leica Summaron M35mm F2.8

フジの寒色が好きです。

FUJICOLOR100は寒色寄りの色づくりをしていて、暖色が好きな筆者は一時期使うことを避けていました。

今でもシャドーに青が入る事を嫌い、このフィルムを使うときは露出一段オーバーで撮影するようにしています。

しかし久しぶりに使ってみると寒色は非常に穏やかで、冬の晴れた朝を思い出すような薄い水色も柔らかさを感じる緑色も非常に好感触です。

 

35mmのレンズを使うのはいつぶりでしょうか。

折角のM2なら50mm以外を!と思い今回はLeica Summaron M35mm F2.8を持ち出しました。

Leica Summicron M35mm 1st、通称8枚玉同様の無限遠ロック機構がついた一本です。

50mm以外のレンズは使わないだろうと高を括りM3を購入したので、M型フィルム機で35mmレンズを使うのはなんだか不思議な気持ちです。

 

FUJICOLOR100,Leica M2,Leica Summaron M35mm F2.8

赤福氷をご存知でしょうか。

赤福だけならご存知の方も多いかもしれません。木箱風の容器に入って木ベラで切り分けて食べるあの赤福がかき氷の中に入った夏季限定のメニューです。炎天下で食べる甘いかき氷は格別です、是非ご賞味ください。

ズマロンM35は非常に優秀なレンズで、写り過ぎない描写の丁度良い塩梅が気に入りました。

シャッキリ写したいなら現行のズミクロンで良いのです。微妙に残った収差や甘さがそのレンズの味として、そのレンズを選んだ意味になると考えています。

 

FUJICOLOR100,Leica M2,Leica Summaron M35mm F2.8

リアス式海岸が好きで、一時期お金が溜まる度に海を見にいっていました。

舞鶴、三方五湖、紀伊、房総。どこもそれぞれの素晴らしさがある海岸でしたが、個人的には英虞湾が一番好きです。

深い森の中に海が浸食したこの風景が地平線・水平線の向こうまで続いているような錯覚を味わえるのは英虞湾だけです。

下に写り込んでいるのは恥ずかしながら私の指です。

50mmと同じように絞りリングの先端をつまんでいたら画角が広かったため指が写り込んでしまいました。

他にも指が写り込んだカットが10枚ほど。現像上がりに頭を抱えましたが、これも後々良い思い出になってくれるはずです。

 

FUJICOLOR100,Leica M2,Leica Summaron M35mm F2.8

アンダーに振った時のFUJICOLOR100の色の出方がわかりやすいカットです。

特に意識はしていないのですが、アルバムを見返すと神社と自然の写真の比率が非常に高いです。

フィルムで何の写真を残したいかと考えた時に、やはり歴史ある寺社仏閣と自然は外せない要素でもあります。

 

FUJICOLOR100,Leica M2,Leica Summaron M35mm F2.8

毎年行っているお気に入りのビーチです。

アクセスが非常に悪いためいつ行っても空いており、のんびりと海水浴をしたり砂浜で昼寝をしてHPを回復します。

ハイライトの中にぎりぎり諧調を残している雲が非常に美しいです。

 

FUJICOLOR100,Leica M2,Leica Summaron M35mm F2.8

ズマロンの素直ながらも若干の古さを帯びた描写にすっかり惚れこんでしまいました。

周辺部の減光はほんの少しだけというのも上品で良いですね。

 

FUJICOLOR100,Leica M2,Leica Summaron M35mm F2.8

最後は非常に美しい前ボケを。

曇り空の諧調を豊富に描写し、手前の橋はしっかりと建造物として固く描写。描き分けが上手いいいレンズですね。

 

さて、今回は少し寄り道をしてFUJIFILM Fujicolor100,Leica M2,Leica Summaron M35mm F2.8と歩んでみました。

 

M2はしばしばM3の廉価モデルと言われますがとんでもないです。

手動復元式のフィルムカウンター、ラピッドロードになる前のスプールを抜かねばならないフィルム装填、クリクリと回す巻き戻しノブ、そういった”手間”を楽しみたい方向けの趣味カメラだと感じました。

M2はセルフタイマー無しのモデルの方がすっきりとしていて人気なようですが、筆者は正面から見た時に左右対称なセルフタイマー付きのモデルの方が好みです。

また、35mmレンズを付けた時に単体でブライトフレームが出る点も嬉しいですね。

M4以降では135mmのフレームも表示されてしまうため、それを消す改造を施す方もいらっしゃいます。

シンプルに35mmフレームだけを表示してくれる距離計付きM型ライカはM2だけ、それだけで買う理由になってしまいます。

不便を愛する、手間を楽しむ、M3に通ずるところのあるM2を35mmレンズ用に欲しくなってしまいました。

 

そろそろM3が修理から戻ってくる頃でしょうか。待つのもまた1つの楽しみです。

[ Category:Leica | 掲載日時:22年09月04日 12時30分 ]

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【OM SYSTEM / OLYMPUS】M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PROで撮影された「印象的なスナップ写真」をご紹介!

【OM SYSTEM / OLYMPUS】M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PROで撮影された「印象的なスナップ写真」をご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、オーエムシステム / オリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO」で撮影された「印象的なスナップ写真」を一挙ご紹介いたします。

【作品名】サマーファミリー <投稿作品を見る

【投稿者】sakasho 様

 

【作品名】乙部夕日 <投稿作品を見る

【投稿者】FJ1 様

 

【作品名】natural light ~自然光~ Ⅰ <投稿作品を見る

【投稿者】jly 様

 

【作品名】風雪に耐えて <投稿作品を見る

【投稿者】北川照明 様

 

【作品名】幻想 <投稿作品を見る

【投稿者】しいたK 様

 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた「M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO」の作品をご紹介しました!35mm判換算で24-80mm相当の焦点域をカバーする大口径標準ズームレンズは使い勝手が抜群!最大撮影倍率0.6倍相当のマクロ性能が付いているのもおすすめのポイントです!
 

 

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

毎日、2作品に1,000ポイント!「街で出会ったその瞬間」みなさまのスナップ写真を大募集!皆様のご投稿お待ちしております。

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年09月04日 11時31分 ]

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【FUJIFILM】X-H2SとXF150-600mm F5.6-8 R LM OIS WRで撮る野鳥

今年の7月に発売したばかりの「X-H2S」と「XF150-600mm F5.6-8 R LM OIS WR」。
「X-H2S」には鳥瞳AFや飛行機AFなど多岐にわたる被写体検出AFがあります。そしてこのAF機能に合わせたように発売した望遠ズームレンズ「XF150-600mm F5.6-8 R LM OIS WR」。
この被写体検出AF機能とレンズを組み合わせて撮るなら野鳥しかない、そう思い野鳥の季節ではありませんが多摩川と野鳥公園に向かい撮影致しました。

撮影できた野鳥はハトやコサギ、アオサギ、カワウなど。
特段珍しい鳥ではありませんが、撮れた写真を見てみるとその描写力からそれらの鳥に普段持っている印象より数段良い印象の画になりました。
鳥瞳AFもしっかりと反応しており、最初はざっくり鳥全体を認識し鳥全体にフォーカスエリアが表示されますが、鳥の頭を認識すれば頭に、瞳を検知すれば瞳にと認識度合いによってフォーカスエリアが移動していきました。
上の写真のハト、コサギは大きく捉えたのですぐに瞳にフォーカスエリアが表示されました。

※こちらはアオサギの二枚目の写真を別途拡大しております

こちらのアオサギは多摩川で撮影いたしました。
アオサギは基本的にはあまり動きがないので、他の鳥を撮りつつ何となく目の端で気にしていると何かをロックオンしたような動作に。
慌ててカメラをアオサギへ向けて構えましたがその時にはすでにアオサギの頭は川の中。
ピントが間に合わないかと思いましたが、この時カメラは被写体を鳥としては認識しており、体部分にフォーカスエリアが表示されました。
その後、アオサギが頭を上げるとフォーカスは頭へ行き、その嘴には魚が咥えられていました。
出だしは撮れなかったものの捕食シーンを撮れたことに一人小さくガッツポーズをしてしまいました。

別の日に野鳥公園へ行った際にはコサギがかなり近距離にいたのでそーっと近づいて撮影しました。
地面付近を突っついてはいたのですがよくある動作と特段気にせず撮影していました。ふと気づくとその嘴に今度はトンボが咥えられていました。
連続で捕食シーンを撮影できるとは思わず、今度は周りに人がいたので心の中でガッツポーズをしました。

こちらは撮った写真を見返して気づいたのですがカニを食べています。

カワウが羽を乾かそうとしているのでしょうか、翼を大きく広げて前後に揺らしていました。

撮影した野鳥公園の近くは空港なので頻繁に飛行機が飛んでいました。
被写体検出には飛行機もあり、せっかくなので撮影しました。
どこにフォーカスが合うのか気になっていたのですが、鳥と同じように最初は全体的にフォーカスエリアが表示されますが、近づくにつれ認識箇所が変わり最終的には飛行機の瞳にあたるパイロット席の窓にフォーカスされました。

羽や体の質感を綺麗に描写してくれています。なお食べられていたトンボではありません。

こちらの2枚は「テレコンバーター XF2X TC WR」を使用してフルサイズ換算:1200mmで撮影しております。
多少の画質劣化はどうしてもあるもののAF動作も問題なく、100m以上離れた2羽を大きく撮ることができました。

動画も撮影しましたのでご覧ください。

レンズは大きさと焦点距離のイメージに反してかなり軽く、重いだろうと身構えて持つと少し勢いよく持ち上げてしまうほどです。
「X-H2S」「XF150-600mm F5.6-8 R LM OIS WR」共に手振れ補正も優秀でテレ端でもかなり補正してくれます。
動画の一部も三脚に据えてではなく手持ちで撮影している箇所が多数あります。
野鳥を撮影するとき画角内に鳥を捉えているものの後ろへフォーカスが抜けてしまい悔しい思いをすることが多くありましたが、被写体検出があることでその不安はかなり改善されました。

秋になれば野鳥の種類ももっと増えるのでこのセットで撮影に行くことが楽しみで仕方がありません。


[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年09月04日 11時00分 ]

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【Leica】綺麗になった稲毛の海を散策

【Leica】綺麗になった稲毛の海を散策

先日、稲毛の海浜公園が綺麗に生まれ変わったとの情報を入手。久しぶりに稲毛の海に足を伸ばしてみました。
 

The SUNSET Pier

JR総武線の稲毛駅からバスに乗り、海浜公園の入口へ。そこから真っ直ぐ砂浜を目指すと目の前に大きな桟橋が見えてきました。
これが今年の春に完成したという「The SUNSET Pier」。
船を接岸する桟橋ではなく、景色を楽しむためのデッキでカフェラウンジも併設されています。サンセットの名がつくだけあって夕日が綺麗に見えるとのこと。機会があれば、もう少し遅い時間にリトライしたいと思います。
 

稲毛の砂浜

今回も機材は『Leica M11』と『Summicron M35mm F2 ASPH. (フードはめ込み式)』。
寄っても良し。引けば見た目以上の広い景色を切り取ってくれる使いやすいレンズです。
沖にはたくさんのヨットが浮かび、さらに薄らと都心部の様子も伺うことができます。1世代前のレンズですが、古さを感じさせない安定の高画質です。
 

レスキューボード

砂浜も綺麗になり、海水浴が楽しめるスペースも確保されていました。
ライフセーバーの方が水温を測ったりするなど監視も行き届いており、綺麗になる前を知っている立場からすると驚き以外何もありません。
海を監視するテントの前にはレスキューボードが。
このようなものは使用しないのが一番。砂浜の被写体として写真に収めました。
 

波

底の方は薄茶色をしていましたが寄せる波の透明感は高く水も綺麗そうです。
夏も終わりに近づくとクラゲ等が発生しますが、遊泳スペースはネットで囲まれており、安心して水に入ることができます。
 

磯の松原

砂浜手前の「磯の松原」と呼ばれていた松林の中にはラウンジがオープン。海の家とは言い難いオシャレなスペースです。
以前は野良猫しかいなかった場所が嘘のようです。
 

花の美術館

海浜公園のもう一つのシンボル「花の美術館」。
大きな温室を併設した植物園で、以前はここを目当てに海浜公園を訪れていました。
今回も予定に入れていたのですがなんと改装工事のため休館中。楽しみにしていた展示があっただけに残念です。
 

花壇

近くの花壇では、秋の花が見頃を迎えていたので、接写リングを使用しギリギリまで寄ってみると、とても柔らかな描写が楽しめました。
レンジファインダーの限界を超えたピント合わせはライブビュー機能を用いて行いますが、ボディを顔に押し当てて固定できない分、シビアなピント合わせでは余計難しく感じます。
案の定、ピントが甘くなってしまったので卓上三脚などでカメラを固定するなど、次回からは何かしらを工夫することにします。
 

鷹の爪

稲毛の歴史を紹介する「稲毛記念館」の前に差し掛かると、唐辛子を植えた鉢がいっぱい並んでいました。
実はこれが花の美術館で展示されていたお目当てのコーナー。
夏の暑い時期に辛い物を欲するように、暖かい温室を見学した後なぜか見たくなる唐辛子。
今回は温室見学後ではありませんが、十分気温の高い日だったので無性に見たくなっていました。
 

ハバネロ

他にも世界各国の唐辛子を見ることができます。最も辛いと言われる「ハバネロ」は近づくだけで刺激を感じることもあると言われています。
ここでも接写リングを付け夢中でピント合わせをしていましたが、何事もなかったのは不幸中の幸いでした。
 

広場

木々に覆われた広場では、ここが海沿いの公園だというのを忘れさせます。
 

グランピング

さらには大型テントを用いた宿泊コーナーも。グランピングと呼ばれる、キャンプの豪華版のようです。
近々サウナコーナーもオープンする予定とか。海浜公園の様変わりぶりにただただ驚くばかりです。
近くの幕張メッセでのイベント等で宿泊先を探すなら、選択肢に入れても面白いかもしれません。

植物園が休館中だったのは予定外でしたが、それを補うだけの変化を楽しむことができました。
泳ぎが得意でない筆者は、どちらかと言うと人の少ない冬の海の方が好きで、冬になったら海浜公園はどんな景色を見せてくれるのか楽しみになりました。
今度は冬の夕暮れに訪れたいと思います。
 
 

▼ 今回の使用機材 ▼

[ Category:Leica | 掲載日時:22年09月04日 10時31分 ]

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【Nikon】50mm F1.4Dレンズで撮影する夏の風景

【Nikon】50mm F1.4Dレンズで撮影する夏の風景

8月に行った旅行ではここ数年使っている望遠レンズに加え、久しぶりに標準の50mmの単焦点レンズを持って行きました。最近は望遠レンズの画角や距離感などにすっかり慣れてしまったため、50mmのレンズの出番が少なくなっていました。せっかくの旅行なので上手く使い分けたいと思いながら伊豆半島に向かいました。

今回はNikon D800とAi AF Nikkor 50mm F1.4Dレンズの組み合わせで撮った夏の風景をいくつかご紹介させていただきます。

 

伊豆高原駅で下車しました。熱海から普通列車リゾート21の黒船電車(左側に見える電車)に乗って海の景色を眺めながらやってきました。

 

城ケ崎海岸にやってきました。遊歩道を歩いていると、このような絶壁がいくつも目に入ってきます。普段は300mmの望遠レンズをメインに使っていることもあり、こういうところで50mmのレンズで撮ると、私には画角がすごく広く感じます。被写体、そして背景のきれいな空がすっぽりファインダーに収まるのが妙に新鮮です。他の場所ではレンズ交換をして、同じ場所をフォーカスしてその違いを楽しんでみました。

 

門脇灯台の吊り橋に向かって歩く途中、小さな橋を通りました。その橋から見える穴。ここはネットでもよく紹介されている「穴口」と呼ばれるところです。下を見ると海につながっているようで、時折波が勢いよく押し寄せているのが見えました。写真は左の草が太陽光で反射していたので少しトリミングしています。それほど大きな穴ではないですが、パッと見て少し怖さを感じました。少なくとも落ちたら戻ってこれなさそうな気がしたので、写真を数枚撮って前に進みました。

このあと、断崖絶壁に架かるつり橋を渡ってきました。

 

夜は伊豆ぐらんぱる公園の豪華なイルミネーションを楽しんできました。写真は園路に美しい光の模様が差し込んできたところを撮ったものです。Ai AF Nikkor 50mm F1.4Dは光を多く取り込めるレンズです。きれいな写真をたくさん撮ることができました。

 

翌日は、伊豆半島をさらに南下して下田の海水浴場に向かいました。写真は伊豆急下田駅の何個か手前の駅です。電車が停車したときに私の座っていたところの真ん前の柵を電車の中から撮りました。これだけだと駅にはみえないところが面白いと感じてシャッターを押しました。もちろん駅舎はあります。電車の止まった場所が絶妙に良かったです。

 

海岸沿いに走る電車から見えるきれいな海を眺めているうちに伊豆急下田駅に着きました。この日も天気に恵まれ海水浴を大いに楽しみました。

 

ここ数年、旅行で遠出するということがなかったこともあり、標準画角のレンズの良さを忘れかけていました。しかし普段使っている望遠レンズでは撮れない景色の数々をファインダーに収めていくうちに、このレンズでの撮影を楽しんでいる自分がいました。撮影した分だけ運動量も多かったですが、動いた甲斐がありました。50mmレンズは寄っても引いてもよしの小回りの効く使いやすさ、そしてF値1.4と明るいのでいろんな環境に対応しやすいところが何よりの魅力です。今回の撮影を通して改めてこの画角のレンズの良さを感じることができました。

 

今回使用した組み合わせです。

中古商品はこちらからご覧ください。
[ Category:Nikon | 掲載日時:22年09月03日 17時17分 ]

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【Leica】ズミクロン M35mm F2.0 ASPH.で撮影された「情緒あふれるスナップ写真」をご紹介!

【Leica】ズミクロン M35mm F2.0 ASPH.で撮影された「情緒あふれるスナップ写真」をご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、ライカの「ズミクロン M35mm F2.0 ASPH.」で撮影された「情緒あふれるスナップ写真」を一挙ご紹介いたします。

【作品名】ナツノオワリ <投稿作品を見る

【投稿者】masaki 様

 

【作品名】三輪そうめん <投稿作品を見る

【投稿者】わちゃ 様

 

【作品名】Atari – ueno sakuragi <投稿作品を見る

【投稿者】monadgraphics 様

 

【作品名】帰らないと <投稿作品を見る

【投稿者】上田 雅也 様

 

【作品名】都市、光陰 <投稿作品を見る

【投稿者】enigmart_photo 様

 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた「ズミクロン M35mm F2.0 ASPH.」の作品をご紹介しました!卓越した描写性能と独自の美しいボケ味。自然と感性赴くままにシャッターを切ってしまう、素敵なレンズです!是非、ご堪能ください。
 

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

毎日、2作品に1,000ポイント!「街で出会ったその瞬間」みなさまのスナップ写真を大募集!皆様のご投稿お待ちしております。

[ Category:Leica | 掲載日時:22年09月03日 16時21分 ]

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【TAMRON】20mm F2.8 DiIII OSD M1:2と夏の秋田

【TAMRON】20mm F2.8 DiIII OSD M1:2と夏の秋田

3年ぶりの地元への帰省ということで、せっかくなので新しいレンズを購入しました。購入したのは「TAMRON 20mm F2.8 DiIII OSD M1:2」。今回は地元秋田にて本レンズで撮影した写真を紹介したいと思います。

出発前の天気予報は傘マークが並んでいたのですが、不安をよそに晴れてくれました。朝方まで雨が降っていたということもあり遠くに雲が残り、そして青い空に青々とした田んぼがとてもきれいで雄大な景色でした。

盆地にあるため奥のほうには山々が連なりその上に広がる雲がさらに風景を大きく見せています。広大な景色を映し出すことができるのもこのレンズの良さです。

実家は田んぼに囲まれており、その自然の中を息子が虫取り網を片手に走り回る光景はまさに夏休みといった感じでした。

 

本レンズは被写体にすごく寄って撮影できるという特徴もあります。最短撮影距離は0.11mでレンズ名にもあるようにハーフマクロが撮影可能なレンズとなっております。

家の前に咲いた朝顔。花びらの小さな水滴や花脈も写るところまで寄ることができます。

 

広い背景を残しつつ電信柱を迫力のある角度で撮影できるのもこのレンズの良さです。子供のころ見慣れた電信柱がなんだかかっこいい一枚になりました。

 

都会ではこういった一本道はめったにお目にかかれませんが、子供のころは当たり前にあったような風景が今あらためてこうしてみると貴重なものだったのだと思わされます。

 

午後からは、山の中にある釣り堀へとやってきました。前回の帰省の時にもこの場所で釣りをしたのを息子が覚えており、よほど楽しい思い出が印象に残っていたのか息子たっての希望で3年ぶりに訪れました。
子供の成長は早いもので3年もたつと竿を振る姿も前回よりも力強くなり、たくさんの魚を釣り上げることができました。

すぐそばにお土産屋さんもあり、地元秋田ならではのお土産を買うこともできます。このレンズで撮影しているとつい空を撮りたくなってしまいます。

 

秋田の夏の最後は、花火で締めくくりました。

 

 

最後に。

今回、旅のお供にと購入したレンズでしたが期待以上の活躍をしてくれました。軽量・コンパクトという点は移動や持ち運びを快適に、1本で風景・ポートレート・スナップ撮影をこなす万能感、20mmの超広角でありながらハーフマクロ撮影も可能な表現力の幅広さはいろいろな可能性を見せてくれました。価格面でもお求めやすい価格となっておりコストパフォーマンスの高いこのレンズはかなりおすすめです。是非、旅のお供に、TAMRON 20mm F2.8 DiIII OSD M1:2で楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

[ Category:TAMRON | 掲載日時:22年09月03日 12時10分 ]

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【RICOH】『夏の思い出』~GRⅢx編~

【RICOH】『夏の思い出』~GRⅢx編~

今回はRICOH GR IIIxをポケットに忍ばせ日帰り旅を満喫してきました。

まずは京都駅の建仁寺へ向かいました。

イメージコントロール:ビビットで撮影。

建仁寺創建800年を記念して約2年の歳月をかけ取り組んだ作品「双龍図」は是非一度生でご覧いただくことをお勧めします。

すべての方が部屋に入り第一声が「凄い」の一言で空気がガラッと変わるイメージです。

畳108畳にも及ぶ水墨画の迫力に圧倒されます。龍が今にも飛び出してきそうな迫力で壮大なスケールでした。

イメージコントロール:クロスプロセスで撮影。

続いて緑が美しい「潮音庭」中央に三尊石、東側に坐禅石が配置されております。

四角形の庭を囲むように廊下が配置され、吹き抜けのようになっている庭園を様々な角度から鑑賞できます。

とても静かで時間を忘れさせてくれる場所でした。

イメージコントロール:ビビットで撮影。

京都駅に戻り「京都タワー」に後ろ髪惹かれる思いではありましたが次の目的地へ向かいました。

イメージコントロール:クロスプロセスで撮影。

高校球児あこがれの舞台「甲子園球場」で決勝戦を観戦してきました。

筆者も昔は高校球児であり県大会4回戦で夢破れましたが、何度この聖地にあこがれを描いたかわかりません。

イメージコントロール:クロスプロセスで撮影。

この舞台でプレーできる選手が本当に羨ましい。

今年もたくさんの感動をありがとうございました。

イメージコントロール:クロスプロセスで撮影。

今回使用した機材GR IIIxは焦点距離35ミリ判換算で40mm相当のレンズを搭載したモデル。

11種類のイメージコントロールで画作りを楽しんだり、クロップモードを使用して50mm、71mm相当での撮影も楽しめます。

40mm相当になったGR IIIxはとても使いやすくなったと実感しました。

 


[ Category:etc. PENTAX & RICOH | 掲載日時:22年09月03日 12時05分 ]

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【Nikon】Z9と50mmF1.2で行く、「葉山周辺」スナップ旅

【Nikon】Z9と50mmF1.2で行く、「葉山周辺」スナップ旅

8月下旬、夏の終りを満喫するべくNikon「Z9」と「NIKKOR Z 50mm F1.2 S」を持って「葉山」に向いました。
旅のスタートは神奈川県の「葉山マリーナ」。撮影前日の天気予報は晴れでしたが、残念ながら曇り空。

折角のF1.2のレンズ、開放値での撮影を行いました。最新の光学設計だけあって絞り解放から解像力は十分、周辺に減光は見られますが曇り空の雰囲気と相まって独特の空気感を生み出してくれます。


現像時にExifを見て驚いた一枚、こちらの写真もF1.2で撮影。金属ワイヤーの網目一本一本まで数えられるほど解像しており、Z9の高画素センサーとの相性も抜群です。

こちらは、F1.4で撮影。砂浜で見つけた古びた船、ピント面の解像感と立体感を際立たせるボケ味がとても良く様々な被写体を主役にしてくれる魅力があります。

晴れてきたので、次に向かったのは「一色海岸」。葉山御用邸の目の前にあり、皇室にもゆかりの深い海岸。過去にCNN「世界の厳選ビーチ100」にも選ばれたこともある場所です。

道中見つけた、ツタの緑に覆われる電柱。夏らしい光景です。

旅の途中で立ち寄った、昔ながらの町中華。注文した「ラーメン」は、醬油ベースの優しい味わい、とても美味しかったです。
日頃はズームレンズを携帯して撮影に出かけますが、単焦点レンズの魅力に改めて気づく撮影となりました。

[ Category:Nikon | 掲載日時:22年09月03日 12時00分 ]

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【SONY】α7Ⅳ×FE24-105mm F4 G OSS

Beyond basic「次代の、新基準へ」———。

新たなベーシックモデルとして登場したSONYのα7Ⅳ。
ベーシックモデルとしては素晴らしく人気を博したα7Ⅲの発売から三年半の月日が過ぎ、SONYのベーシックはどのように変わったのでしょうか。

今回、我々Map CameraのSONYコーナー担当スタッフが各々好きなレンズとα7Ⅳを組み合わせて撮影をしてきましたので
それらを作例と共にご紹介出来たらと思います。

幅広い撮影領域でオールラウンドに活躍する標準ズームレンズ

絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO感度:100 / 焦点距離:24mm

発売は2017年。
広角域である24mmと中望遠域にあたる105mmが一本に集約されたズームレンズでF値はF4.0通しとなっています。
本体重量は約670g、α7Ⅳと合わせると非常に持ちやすい軽快な印象を受けるレンズです。

絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO感度:100 / 焦点距離:24mm

非常に安定した描写力があり、最初の一枚も同様に広角端の開放でも素晴らしい写りをしているのが分かります。
発色も良好で、特に個人的には空の青の発色がとても素晴らしいと感じました。


広角端:24mm


望遠端:105mm

続いて広角側と望遠側の写り方の比較画像です。
24mmから105mmと幅広くカバーしておりこの領域を自由に使えるのは単焦点には無い魅力で、屋外の歩きながらのスナップなんかですと筆者はレンズ交換を億劫に感じるタイプなのでレンズ一本でやりくり出来、非常に便利に感じました。

絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO感度:100 / 焦点距離:31mm

絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO感度:100 / 焦点距離:63mm

この日は天候に恵まれたので主に空とビルを合わせるようなスナップがメインとなりました。
もうちょっと上下を切りたい、左右を切りたい、もう少し寄せたい、引きたいこんな絶妙な悩みもズームレンズであれば解決できる事がグッと増えます。

絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO感度:100 / 焦点距離:29mm

絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO感度:2500 / 焦点距離:26mm / Creative look:VV

スチル作例の最後は、夜景をクリエイティブルックという機能の中のVV(ビビッド)で撮影をしました。
時間帯が多少異なるので単純比較は難しいですが、上の写真と比較してかなり青が鮮やかになっているのが分かるかと思います。
トワイライトタイムと呼ばれる日没後約15分ほど空がロイヤルブルーのような濃い青色になる時間帯に撮影を行いました。


続いて本レンズでオススメしたいのが動画かつアクティブ手ブレ補正との併用です。
本レンズはレンズ側にも手ブレ補正が入っている為、ボディとレンズ側の両方で協調するような形で補正をしてくれますのでサードパーティ製であったりレンズ内に手ブレ補正が無いレンズより強い手ブレ補正を期待できます。
スチルのおいては大きく気にならない部分ではありますが、動画においては非常に重要な要素の一つであると言えます。

更に、α7Ⅳはアクティブ手ブレ補正が搭載されているので手ブレ補正を更に強くすることが可能です。


今回は比較用の動画作例ですが、同一焦点に設定しアクティブ手ブレ補正のON(右半分)/OFF(左半分)を切り替えて撮影を行っております。
アクティブ手ブレ補正の方が若干画角が狭くなっているのが分かるかと思います。

クロップ率はおよそ1.2倍程度、広角側でもしっかり効いているのが目に見えて分かるのですが望遠域に行けば行くほどブレの抑制のされ方が顕著になるのが分かると思います。

いかがでしょうか?
標準ズームとしてスチルにも動画にもオススメできる一本で、今まで単焦点のような明るいレンズのみでやってきた方にとってはボケ量では物足りなさを感じると思いますが、単焦点には無い便利さと単焦点に匹敵する描写力の高さは是非体感してほしいレンズだと言えます。
これから始める方も、この組み合わせは非常に手堅く間違いの無い組み合わせではあるのでカメラとレンズは何で始めよう?と悩んでいる方は是非ご検討ください。

[ Category:SONY | 掲載日時:22年09月02日 12時11分 ]

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【Carl Zeiss】  Makro-Planar T* 50mm F2 ZEで動画を撮る

本日ご紹介するMap Timesで使用した機材はこちら。
SONY (ソニー) a7Ⅲ ボディ ILCE-7M3
Carl Zeiss (カールツァイス) Makro-Planar T* 50mm F2 ZE(キヤノンEF用)
SENNHEISER (ゼンハイザー) マイクロフォン MKE-600

このレンズはCanon EFマウント用なので、SIGMAマウントコンバーター MC-11経由で使用しています。
前回に引き続き標準画角の単焦点レンズ1本で動画撮影に臨みます。
このレンズはMakro-Planarという名のとおりマクロ機能を備えており、最短撮影距離は0.24mです。
寄れることで撮影の幅が広がるのではないかと楽しみにしながら準備を始めます。

↓4Kで動画をご覧いただくにはこちらから↓
【Carl Zeiss】 Makro-Planar T* 50mm F2 ZEで動画を撮る

 

▼前回の記事はこちら▼

【SONY】 Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA 1本で動画を撮る

この夏、私の中でブームとなっている朝食がヨーグルトです。
さっぱりしていて喉を通りやすく、爽やかな朝を迎えられます。
特にヨーグルトの種類にこだわりがあるわけではありませんが、脂肪ゼロのものを選ぶようにしています。

400gのヨーグルトを3回に分けて食べているので、1食おおよそ130gです。
そこにプロテインを1スクープ。私はチョコレート味を入れています。プロテインは牛乳で割らないととてもじゃないけど美味しく飲めない、学生の時はそんな印象でしたが、最近のプロテインは水で割っても牛乳で割っても美味しく飲むことができて驚きます。チョコレート味に関して言えばヨーグルトにまぜても美味しくいただくことができます。

ヨーグルトだと溶けきらないようにも思えますが、よく混ぜれば問題なく溶けます。勢いよく混ぜすぎるとプロテインパウダーが舞い上がってしまうので注意しながら混ぜていきます。
反射した玉ボケがキラッと表情を覗かせます。

そこに冷凍フルーツを盛り付けるのが今回最も重要なポイントです。この夏挑戦してみてすっかり定番になりました。
暑い夏にはもってこいですし、多少しつこさを感じるプロテインの甘さが程よく調和されます。彩も鮮やかになり一層おいしそうに見えます。

お好みではちみつを垂らしてもおいしいです。みずみずしく光るはちみつが食欲をそそります。

ランチョンマットを敷いて準備万端です。
24fps映像からの切り出しですのでピタッと止めることは難しいですが、このブレ、残像がより自然な映像表現を可能にしているように感じます。

不足しがちなタンパク質を朝からしっかり補給でき、さっぱり食べやすいフルーツプロテインヨーグルト。朝食だけでなく間食としても相性が良くお勧めです。

また、マニュアルフォーカス専用レンズならではの心地良いフォーカシング、高い描写性能は写真だけでなく動画においても活躍してくれました。
生産が終了してしまった今でも根強い人気を誇るこのレンズ。見つけたその時にはぜひ手にとっていただき、写真でも動画でも楽しんでいただきたいと思えるレンズです。

最後までご覧いただきありがとうございます。

それでは本日も素敵なカメラライフをお送りください。






[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander | 掲載日時:22年09月02日 11時11分 ]

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【Leica】Q2 でモノクローム~夏の思い出~

【Leica】Q2 でモノクローム~夏の思い出~

まだまだ暑い日が続いています。
それでも昨日から暦は9月になりました。
遠いところにいそうな「秋」が実はまあまあ近くまで来ているのかも知れません。

毎年驚かされるのはいざとなったらやたら速い「秋」のスピード感です。
10月11月の加速といったらもう凄まじいものがあります。
あっという間に「冬」になってしまいます。
本当に。

今のこの9月初旬という時期は夏の終わりと秋の始まりを同時に味わえるほんのひとときのように感じます。
暑さなど、まだそれほど変化を感じないまま次から次へといろんなことが終わっていったり変わっていったりします。
子供たちにとっては長い夏休みが終わって新学期が始まるときであったりします。
そんなほんのひとときに人は「夏の思い出」に浸ったリするのでしょう。

そこで今回は『Leica Q2』と一緒に散歩をしながら「夏の思い出」っぽいと自分で感じた景色を撮ることにしました。

ここは河川敷です。
そこに架かっている大きな橋の下にいます。
特に自分の思い出ということではありませんが何だか「夏の思い出」を連想する場所だと感じてやって来ました。

いつも『Leica Q2』だとカラーで撮るのですが今回は「夏の思い出」ということで何となくモノクロにしました。
ハイコントラストが好きなので「モノクロHC」をチョイスしました。
天候的には曇っていますが真っ黒な部分と真っ白な部分のメリハリを楽しんでいこうと思います。

以前ここに来たときはこういう場所によくある落書きでいっぱいでしたが綺麗になっています。
バーベキューや花火大会など、いろんな人たちがいろんな思い出をここで作ったのかなという気がします。
これから少しこの河川敷を歩こうかと思います。

モノクロといえばもちろん先に『Leica Q2 モノクローム』の素晴らしさをイメージします。
ならば『Leica Q2』でモノクロームはどんなもんだろう?
これまでそこを実際に自分でちゃんと試していなかったのも今回モノクロにした理由のひとつです。

ここは?
綺麗に道具が片付けられています。
グラウンドのようです。

スコアボードがあります。
ベンチがあります。
野球ということのようです。

そうです。
ここは少年野球場です。
野球少年たちの「夏の思い出」がいっぱい詰まっている場所です。

ここがバックネット裏最前列ど真ん中の特等席の位置です。
よく見ると足跡が残っています。
その主はおそらくキャッチャーなのでしょう。

水分補給は大事です。
もちろん他にもいろいろと必要性が高い場所です。
こういうグラウンドには絶対になくてはならない存在だと思います。

しばらく誰もいない少年野球場を眺めていたら少し寂しい気分になりました。
例えるなら夏の終わりのような寂しさだと思います。
また少し歩くことにしました。

子供たちが自転車で仲良さそうに走っていきました。
あの子たちにもきっとそれぞれの「夏の思い出」があるのでしょう。
そしてそれを語り合ったりするのでしょう。

これは鳥ではなく飛行機です。
近くに飛行場があるのでよく目にする光景です。
これに乗って夏の島で貴重な思い出を作った人も沢山いるんだろうと思います。

遠すぎてわかりづらいと思いますが、大きな樹の下に微笑ましい親子の姿がありました。
見たところお母さんと娘さんのようです。
あの子にとってこういうひとつひとつが思い出として残っていくんだろうと思います。

今回『Leica Q2』でモノクロ撮影をしてみて思い知らされました。
確かにモノクロ専用機とは違いますがやっぱりQ2はQ2です。
その描写性のクオリティは流石です。

ハイコントラスト好きとしても「モノクロHC」のメリハリは予想以上でとても楽しめました。
次は「モノクロHC」以外も今回使用しなかったクロップやマクロも取り入れようと思います。

[ Category:Leica | 掲載日時:22年09月02日 11時00分 ]

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【Leica】M10-Rで撮り比べる35mm

M10-R。約4000万画素を実現し、M型Leicaでの新たな表現の幅を広げたカメラです。
そんなM10-Rブラッククロームの生産終了が発表されました。
M10やM10-Pと比べると隅々までスッキリとした、少し芸術的な写りが楽しめるカメラです。

一抹の寂しさを感じながらもM10-Rと合わせるレンズを考えてみました。
せっかくなのでアポズミクロンの35mmを付けてみようと思います。
どんな写りをするのでしょうか。
そんな時、目にしたのがTTArtisanのAPO-M35mm。

同じアポクロマート設計のレンズで同じ焦点距離の35mm。
どんな違いが出るのか気になります。

カメラにレンズを付けてみると、アポズミクロンの方がコンパクトで軽量なレンズです。APO-Mは重厚感のあるどっしりとしたレンズです。
しかし、どちらもM10-Rにつけてフィットする見た目です。

撮り比べた写真はISO200でF2で撮影しています。
さっそくご覧ください。

【アポズミクロン】

【APO-M】

神社の参道を歩いていると奉納されたワイン樽がありました。
アポズミクロンの方がしっとりとした描写になっているように感じます。APO-Mはカラっとした描写です。
ワインの名称が書かれた白いパネルに注目してみると、アポズミクロンは少し青み掛かっていますが、APO-Mは見たままの白色が表現されています。

【アポズミクロン】

【APO-M】

続いては、サクランボのような青い実にピントを合わせて緑の発色とボケを比べてみました。
アポズミクロンはダークな緑になり、APO-Mは明るめの緑です。
ボケに関しては、アポズミクロンの方がよく見るとどの場所でもきれいな丸の形を維持しているように見えますが、どちらも遜色ないように思います。

【アポズミクロン】

【APO-M】

逆光ではどうでしょうか。太陽を見つけて無限遠で写真を撮りました。
どちらもフレアが最小限に抑えられているように感じます。
さらにゴーストやフリンジもほとんどなく高性能なレンズだと思いました。
しかし、細かい葉の描写などはAPO-Mの方がしっかり描写しきっているように思います。

【アポズミクロン】

【APO-M】

個人的にLeicaを持って歩くと写真に撮りたくなるアスファルトです。
アポズミクロンのアスファルトのしっとりとした感じや深い黒の描写はLeicaらしいな…と思いました。
端から徐々に立ち上がっていくような立体感を感じます。
対するAPO-Mは、端まで均一にしっかり描写するレンズのように感じます。
アスファルトの色味が中央部と端で同一となっています。

【アポズミクロン】

【APO-M】

アンダー寄りの写真を撮った場合はどうでしょうか。
アポズミクロンは黒の階調表現の幅が広く、暗いながらも描き分けが見事です。全体的に重みを感じる写りです。特に黒の輝きが艶めかしくぞくっとしました。
APO-Mは同じSS、同じF値で撮影してもアポズミクロンでは暗めに描写されていた屋根が明るく描写されています。金の菊花紋章の輝きが眩いです。

・・・

今までは構図の近い写真で比較してきましたが、最後にそれぞれの味が出ているなと思った写真を2枚ずつ紹介させていただきます。
まずはLeicaアポズミクロンです。


アポズミクロン35mmの特徴として、マクロアダプターなどをつけなくても0.3mまで寄って撮影ができることがあげられます。(距離計連動は0.7mまで。ライブビューでご利用ください。)
Leicaのレンズでテーブルフォトを撮れる日が来るとは…感動しながら撮りました。
寄ってもアポズミクロンらしい描写はそのままです。


アスファルトの他にLeicaを持つと撮りたくなるものは空です。
この写真はアポズミクロンをつけて最初に撮った一枚ですが、この青がLeicaらしさが一番でていて、深みのあるLeicaの青だとワクワクしました。
青空はもちろん、建物のぬっと立っているような絵画のような描写にこのレンズ…すごい…と月並みながら感動してしまいました。

・・・

次はTTArtisanのApo-Mです。


このレンズをつけて青空も撮ってみました。
隅々まできっちり均一に描いてくれ、見たままの描写が欲しい時に信頼できるレンズだと思いました。
青も鮮やかで夏の空を再現しています。なによりこのレンズのすごいところは木の葉っぱの一つ一つの輪郭をはっきり描いているところです。
細かいところまで質を落とさない描写力に驚きました。


何気なくみた景色がきれいでさっと撮影した一枚です。
現実的なレンズだと思っていましたが、光が溢れた時に幻想的なゴーストが起こる時もあるようです。
光を受けた木の幹があまりにもきれいで、細かいところまできっちり描く解像力の高さと偶発的なゴーストが合わさるとこんな幻想的な景色を見せてくれるのかと思いました。

・・・

2つのレンズ、LeicaアポズミクロンM35mm F2.0 ASPH.とTTArtisan APO-M35mm F2で撮り比べてみました。
どちらのレンズがより優れているということはなく、どちらも個性が違う素敵なレンズでした。
アポズミクロンは暗い時、Apo-Mは明るい時がそれぞれより得意なように思いました。

また、レンズの特性を上手く拾ってくれる基盤がきっちりあるM10-Rも忘れてはいけません。
生産完了といえどまだまだ第一線で活躍してくれるカメラです。






[ Category:etc. Leica | 掲載日時:22年09月01日 17時00分 ]

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【PENTAX】動物園に持っていくオススメ望遠レンズ

【PENTAX】動物園に持っていくオススメ望遠レンズ

生憎の曇り空。
お天気予報は曇り時々雨。そんな中、向かったのは遊園地と動物園の複合施設。

使用機材はPENTAX K-3 Mark III + HD D FA 70-210mm F4 ED SDM WRになります。

望遠を使いたいけど重いのは持ちたくない。そんな優柔不断な私にピッタリなレンズ。
HD D FA 70-210mm F4 ED SDM WRは機動性に優れたコンパクト設計ながら、35ミリ判フルサイズに対応するイメージサークルをカバーした高性能望遠ズームレンズ。
全長175mm、本体質量819g、APS-C機であるK-3 Mark IIIで使用する際には107-322mm相当(35ミリ判換算)になります。

小さな体で動き回るコモンリスザル
木の枝から枝へ、動き回る様子をファインダー越しに観察しつつシャッターを切りました。

動き回る被写体であっても、ズームレンズということもあってすぐに画角を変え撮ることが出来ます。

絞り開放から抜けのよいボケを演出できます。
肝心の写りもミーアキャットの毛並みやつぶらな瞳まで捉えてくれるすぐれものです。

小雨が降り始めました。

急な雨でも安心して撮影できるのがPENTAXボディ
トップ、ボトム、フロント、リアのすべてのカバーにマグネシウム合金を採用し、カメラ全面を高強度かつ軽量な外装で覆うことにより、衝撃や振動に強いだけではなく、剛性感のある高品位なボディを実現しています。

またHD D FA 70-210mm F4 ED SDM WRもレンズ内部に水滴が入りにくい防滴構造を採用しているため、雨の中でも気にせず首からストラップで下げて歩き回っておりました。
加えてレンズ前面にSP(Super Protect)コーティングが施されているため、特殊なフッ素系物質を蒸着させることで撥水性と撥油性を備え、汚れがつきにくく、指紋などの油汚れも簡単に落とすことができるので、雨の水滴がついてもクロスで簡単にふき取ることが出来ます。

望遠レンズなのに最短撮影距離が0.95mと短く、隣に座った友人の手乗りヒヨコも撮影可能。
最大撮影倍率が0.32倍となり、ちょっとしたクローズアップ撮影もできます。
手に乗って落ち着くとウトウトと寝始めるヒヨコたち。レンズが近づいても気にすることなくスヤスヤ。

この動物園の目玉でもあるホワイトタイガー

柵やガラス越しでも望遠レンズなら写すことが可能です。
F4なので柵を抜くことは出来ませんが、高性能マルチコーティング『HDコーティング』が使われているこのレンズ。ガラス越しでも反射が少なく透過率が高く、ゴーストやフレアーの発生を効果的に抑えています。

APS-CフラッグシップK-3 Mark IIIと機動性に優れた小型軽量望遠ズームレンズHD D FA 70-210mm F4 ED SDM WR。
風景・ポートレート・クローズアップ・スポーツ撮影など、動物園以外でも活躍する場が多い組み合わせです。
撮影のフットワークも軽くなること間違いなしです。

▼▼使用した機材はコチラ▼▼

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:22年09月01日 16時00分 ]

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【OM SYSTEM】OM-1で撮り歩き in 横須賀

8月もまもなく終わろうとするこの日、最後の夏らしさを追い求めて横須賀にある長井海の手公園へ。

夏の花と言えば真っ先に思いうかぶのは向日葵ではないでしょうか。
通称「ソレイユの丘」とも呼ばれるこの公園は向日葵で有名です。
海沿いという事もあって、海と空の青さと黄色い向日葵のコントラストが楽しめるのも醍醐味です。



土曜日で家族連れも多く、水エリアでは子供たちが服のままで水深5~30cmの池で遊んでいました。その他にも観覧車や自然や動物とのふれあい施設など、公園というよりテーマパークに近いです。
そして、メインの向日葵ですが、時期的にしおれ始めているものも多く、もう数日早く訪れるべきでした。

午後になり、遅めの昼食をとるため「横須賀中央駅」で途中下車。
駅を出ると、ジャズの街とも呼ばれることからか、サックスを吹くブロンズ像が迎えてくれます。

そして横須賀といえば海軍カレーという事で、暑い季節にぴったりな名物を頂きます。辛いカレーというよりは、具材も多く、肉や野菜もしっかりと味わえる料理と感じます。

食後は散歩がてらに近くの三笠公園へ。園内には戦艦「三笠」が記念鑑として保存されていて、その艦内は博物館的なものになっています。
そこに復元された艦内設備や展示物で、当時の歴史を学ぶことができるよい機会となりました。

全長130m越えの船体は、ファインダーに収まり切らないまさに見上げるような巨大な建造物です。40口径30.5センチの主砲は、人と比べるとその大きさが写真からも感じられます。様々な媒体で目にしてきたためか、艦橋や甲板に足を踏み入れるとその当時の情景が目に浮かびます。 
遺跡や歴史的建築物と同様、こうした時代を感じる風景の撮影はまさに時間忘れるほど熱中してしまいます。

もうすぐ終わりを迎える夏にあたり、振り返れば今年は炎天下の中で汗を流しながらカメラを持って歩き続けた記憶がやたらとよみがえります。これから残暑が続く時期ですが、秋の足音もまもなく聞こえてきそうで待ち遠しいかぎりです。

▽今回撮影した機材はこちら▽




[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年09月01日 11時01分 ]

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マップカメラスタッフが語る『ニハチ』の魅力 28mm総集編

マップカメラスタッフが語る『ニハチ』の魅力 28mm総集編

これまでそれぞれがお気に入りの『ニハチ』の魅力を語ってまいりました。
少しでも皆様にその魅力が伝わっていれば幸いです。

最終日の本日は28mmの総集編として、数ある28mmレンズの中からスタッフが厳選したレンズ
さらにその中から記事を読んで私が欲しくなってしまったレンズのいくつかを写真とともに振り返っていきたいと思います!

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Leica Q2 モノクローム~

まずはいきなりモノクロから。コンパクトデジタルながらフルサイズでさらにモノクロ専用機という尖ったスペックのLeica Q2 モノクロームというカメラです。色ではなく被写体そのものにフォーカスするモノクロ写真と28mmという画角は相性が良いです。白い石がまるで花びらのようになっていてとても綺麗です。カラーではこうはいきません。モノクロ写真では新しい世界を見せてくれるような気がします。

 

 

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Nikon NIKKOR Z 28mm F2.8~

「28mm」は意外と馴染みのない方が多い画角なのではないでしょうか。

標準ズームも24mm始まりが多いですし少し詰まったような画角のイメージがありました。

ですが使ってみると自然な写真が撮れる不思議な画角です。この写真のように目に見たものをそのままに写し出してくれます。

Zfcの相棒としても人気のこのレンズ。Special Editionも用意されており往年のクラシカルなニッコールレンズを思い出します。かっこいいです。

 

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~SIGMA Art 28mm F1.4 DG HSM~

Leica SL2と組み合わせた写真です。SIGMAらしい抜けの良い画です。

様々なものをすっきりと写し出す一本。それもそのはずFLDガラスを2枚、SLDガラスを3枚、非球面レンズを3枚使用という贅を尽くした光学系となっています。

 

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~HASSELBLAD C 50mm F4 T*~

続いて中判カメラの雄、HASSELBLADの登場です。

50mmとありますが、6×6フォーマットでは35mm判換算でおよそ28mm相当になります。

やはりフィルムにはデジタルには出せない風合いがあります。優しさの中にしっかりとした芯がある写りです。

 

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~RICOH GR III~

28mmといえばRICOH GRシリーズが思い浮かぶ方も多いと思います。

スナップという撮影スタイルを具現化したような「GR」というカメラはいまでも多くのユーザーに愛されています。まだ使ったことのない方は一度は撮っていただきたいなと強く思う一台です。

 

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Leica アポズミクロンSL28mm F2.0 ASPH.~

素晴らしい風景もさることながら、何の変哲もないものを写しだした時にそのレンズの実力を感じる瞬間があります。それを実感し自分の目よりもリアルに写し出す一本です。

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~TTartisan 28mm F5.6~

普段持ち歩くにはコンパクトなレンズが良いなと常日頃思います。

かつその旅情を写真に残してくれる心地の良い一本。

高額なライカレンズのなかで5万円台で買える本レンズはお財布にも優しいです…。

 

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Nikon AF-S NIKKOR 28mm F1.4E ED ~

雄大な風景と人物を一緒に残せる画角が28mmといっても過言ではないかもしれません。

ピント面のキレ味の良さと共に狭すぎず、広すぎず、まさに”丁度良い”画角。

見たままにスッと入ってきてくれるように感じます。

 

正直どれもこれも魅力的で選ぶのに困ってしまいました。

28mmで企画をやるとなった時、正直あまり使ったことがないというスタッフが多かった印象があります。

筆者も知ってはいるけれどイメージが沸かずになぜか敬遠していました。

加えてなんだか「玄人好みのレンズ」という印象があり、敷居が高く感じていたのもあります。皆様の中にもそういう方がいらっしゃるのではないでしょうか。

 

それがどうでしょう。いざ撮影してみるとスタッフから「丁度いい」や「使いやすい画角」という言葉が飛び出してきたではありませんか。今までは35mmや50mmでその言葉を使っていましたが、いまや28mmに置き換わりそうな勢いです。

もちろんスマートフォンに搭載されているカメラの画角がそれに近いこともあり、目に馴染みやすくなったことは考えられますが、また一歩、写真に対する理解が深められたような気がします。

マップカメラの28周年を迎えた8月はスタッフがまた一つ成長した月となりました。

我々MapCameraは皆様のカメラライフに寄り沿う存在であるように、また写真のさらなる楽しさを感じて頂けるように努力して参ります。

これからもご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

 

いやあ、ニハチって本当にいいもんです。

 

▼#ニハチ 28mm編 バックナンバー▼

 

 

[ Category:etc. | 掲載日時:22年08月31日 17時17分 ]

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【RICOH】『私たちの28mm』~RICOH GR 編~

【RICOH】『私たちの28mm』~RICOH GR 編~

2022年夏。

MapCameraは28周年を迎えました。

これもひとえに、日頃ご愛顧いただいている皆様があってこそのこと、いつも本当にありがとうございます。現在、28周年企画としてマップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズの魅力を皆様に紹介しておりますが、「28」と聞いて真っ先に思い浮かんだ「ニハチ」はRICOHの「GR」シリーズです。
そこで本ブログではRICOH 担当フロアスタッフが「GR」の魅力をお伝えさせていただいておりましたが、その連載も本日で最終回。最後は2013年発売の「GR」で撮影した写真をご紹介します。
ですがその前に、ここまで6名のRICOH 担当フロアスタッフが撮影をした写真をご覧ください。

同じ焦点距離ではありますが、皆それぞれの28mmを撮影しております。

【RICOH】『私たちの28mm』~GRIII編~

【RICOH】『私たちの28mm』~GR1s編~

【RICOH】『私たちの28mm』~GRII Silver Edition編~

【RICOH】『私たちの28mm』~GR Limited Edition編~

【RICOH】『私たちの28mm』~GRIII Spesial Edition Spesial Limited Kit編~

【RICOH】『私たちの28mm』~GR II編~

いかがでしょうか。
写真を見ていただいてお分かりいただけるように、GRシリーズはシチュエーションを選ばず撮影が楽しめるのがいいところです。
28mmと聞くと画角的に「広いかな」と感じますが、気軽に持ちだし写真を楽しむのにはちょうど良い画角です。

気軽に持ち出せるということからも筆者はバイクに乗る際はGRを常に持ち出します。

ご存知の通りGRは非常にコンパクトなカメラですので、ジャケットのポケットやカバンの中に忍ばせて出かけても苦になりません。
振動には弱いのでGoProのようにバイクにマウントして持ち運ぶことは避けた方がよいですが、筆者は上記の写真のようにバイクに取り付け三脚代わりにして風景を撮影したりしています。

何気ない景色を撮ってみたり。

バイクから降り何かご飯を食べる。そういった瞬間を切り取ったり。

この角度から見るバイクいいな。そんな風に思った瞬間を撮ってみたり。

「あっ」いいなと思った瞬間を収めることができるのが、このカメラの良さだと思っております。
あとから写真を見返すと、もう少しこうすればよかったかなと感じることもありますが、自分が「いいな」と思った瞬間だったんだと思うようにして楽しんでいます。

全7回にわたってお送りしてまいりました、『私たちの28mm』。構図を決めしっかり写真を撮るのも楽しいですが、皆様もぜひGRで写真を撮る際は「あっ」と思った瞬間にシャッターを押して撮影を楽しんでみてください。

 

↓現行の28mmGRはこちら↓


[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:22年08月31日 15時00分 ]

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【SONY】この季節に咲く花(57)

そろそろ暑さも引けて、夏から秋へ季節の準備の兆しも始まったのではないかと思える天気もありますが、

この状況の中、更に気を付けて、ご自愛ください。

今回は、自然公園で撮りました。

全て、SONY α7RIV ILCE-7RM4AにTAMRON 150-500mm F5-6.7 DiIII VC VXD A057S (ソニーE用/フルサイズ対応)で撮影をしております。

「ジュズダマ・数珠玉」と言います。

幼い時、この玉に糸を通して首飾りなどにして遊んだ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

東南アジア原産の帰化植物です。

かなり昔、古代に日本にやって来ました。

花です。

私は初めて咲いているところを観ました。

雄花と雌花があります。

これは雄花です。

色い小穂が包鞘の上から下がっているのが特徴です。

これは雌花です。

包鞘の上から外に長く突き出てます。

葉っぱです。

トウモロコシの葉に似ています。

実は、古代日本人が稲や麦がやって来るまで、腹を満たした植物なのです。

そして、健康食品で有名なハトムギの母種であります。

この実をつないで数珠の玉にしたことから名前は由来します。

別名で、ズズ、ズズゴ、ツシダマ、トウムギ、地方によっては、

ズウズク(千葉県)、スズ(和歌山県)、ボダイズ(岡山県)の方言名でも呼ばれてます。

薬にもなります。

実を採取して日干しにする、これを生薬名、川穀(せんこく)と呼びます。

根も川穀根(せんこくこん)と言う生薬です。

実は滋養強壮、利尿、根は神経痛、リュウマチに効きます。

薬は難しいので、お茶にするとおいしいので、こちらをお勧め致します。

【参考文献】

なんでもハーブ284 (ポケット図鑑)山下 智道 (著)文一総合出版

フィールドベスト図鑑17巻 日本の薬草  監修: 矢野 亮 出版社: 学研

色で見わけ五感で楽しむ野草図鑑   高橋修 (著), 藤井伸二 (監修) ナツメ社

改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑 高橋冬 (著), 鈴木庸夫 (写真) 出版社 : 創英社/三省堂書店

大きくて見やすい! 比べてよくわかる! 山野草図鑑 (朝日園芸BOOKS) 金田/洋一郎(著)  朝日新聞出版

帰化&外来植物 見分け方マニュアル950種 森 昭彦 (著, イラスト, 写真)出版社 : 秀和システム

今回撮影をしていると、秋の気配の花が咲いておりました。

彼岸花です。

まだまだ、暑い日が続きますが気を付けてフォトライフをお楽しみください。

最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。

[ Category:SONY TAMRON | 掲載日時:22年08月31日 13時30分 ]

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