使用機材:FUJIFILM X-T4 + TAMRON 17-70mm F2.8 DiIII-A VC RXD X-Mount
先だって発売されたソニーEマウント対応の『TAMRON 17-70mm F2.8 DiIII-A VC RXD』のフジXマウント版が本日登場しました。APS-C対応のF2.8通し大口径標準ズームレンズでは、世界初となるズーム比4.1倍の焦点距離17-70mm(35mm換算25.5-105mm相当)を誇ります。目指したのはワイドレンジと高画質の両立。またタムロン独自の手ブレ補正機構VCが搭載されています。VC機構がありつつも軽量・コンパクトで、最短撮影距離は広角端で19cmと短く、簡易防滴構造や防汚コートも採用されていることから、日常的に持ち歩くのはもちろん、身軽に出かけたい旅行やアウトドアシーンにおいても活躍が期待できます。さっそく街で撮影してきましたのでフォトプレビューをどうぞご覧ください。
使用機材:FUJIFILM X-T4 + TAMRON 17-70mm F2.8 DiIII-A VC RXD X-Mount
風鈴の季節になりました。普段はだるまが主役のこの仲見世も、軒先にずらりと風鈴が並んで音色を奏でます。風鈴はひとつひとつ音が異なります。音で選んでもよし、それとも可愛さを重視しようか、せっかくなら縁起物がいいかしら、と迷いに迷って涼し気でオーソドックスなひとつを買って帰りました。
使用機材:FUJIFILM X-T4 + TAMRON 17-70mm F2.8 DiIII-A VC RXD X-Mount
池に蓮が浮いていました。日差しがそこに当たっており何だか特別に思えて、白飛びしないよう露出を抑えめに撮りました。すると暗くなった奥の方に子どもが走り込んで来て、蓮との明暗差からどこか非日常的な写真になりました。
使用機材:FUJIFILM X-T4 + TAMRON 17-70mm F2.8 DiIII-A VC RXD X-Mount
白い月が出ているなと思いながら歩いていると、野球のグラウンドを通りかかりました。ナイター用の照明をふと見ると月と形が似ていると感じてくすっときて一緒に写しました。照明のひとつが外れて飛んでいるかのようです。
使用機材:FUJIFILM X-T4 + TAMRON 17-70mm F2.8 DiIII-A VC RXD X-Mount
高低差のある込み入った路地。ちょうど目の高さにあった蔦が絡まる窓に夕日が当たります。窓から猫でも顔を出さないかしらと思いながらシャッターを切ります。
使用機材:FUJIFILM X-T4 + TAMRON 17-70mm F2.8 DiIII-A VC RXD X-Mount
使用機材:FUJIFILM X-T4 + TAMRON 17-70mm F2.8 DiIII-A VC RXD X-Mount
今年はじめてのかき氷をいただきました。このお店は天然氷を使っているのでふわふわして美味しいのです。暑かったのでさっぱりしたブラッドオレンジ味を選びましたが、食べているうちに甘いのにすればよかったとか、ホイップやミルクをかけてもらえばよかったとか思ったので、またすぐ食べに行くことになりそうです。
使用機材:FUJIFILM X-T4 + TAMRON 17-70mm F2.8 DiIII-A VC RXD X-Mount
使用機材:FUJIFILM X-T4 + TAMRON 17-70mm F2.8 DiIII-A VC RXD X-Mount
建物の一部に強く光が当たり輝いているのを見つけました。光は一瞬で変わってしまいますからスピード勝負ですぐにカメラを構えます。アンダーにしてその部分をスポットライトが当たっているようにしつつ、空のディテールを残しました。ガス燈のような街灯のデザインもあり、ちょっぴり不思議な雰囲気に仕上がりました。
快美なる大口径ズーム
とにかく快適で、レンズの取り回しのことを考えずに撮影に集中できるレンズです。大抵のものはこれ一本で撮れてしまうのではないでしょうか。標準ズームというと70mmまでのものが多い中、当レンズは35mm換算105mm相当までとプラスα伸びます。その差は「ちょっと」などという言葉では片付けられない価値があるのです。また倍率が高くなると暗くなるレンズが多い中、開放F値が2.8通しなのは頼もしい限り。そのほかにもあれもこれもついていて、言うなれば「全部入り」です。至れり尽くせりのタムロンらしい一本。おすすめです。
Photo by MAP CAMERA Staff