
○ 予算15万円以内の組み合わせ
○ メーカー別のおすすめレンズ
予算15万円のカメラ選び
初めてのカメラ選びは、ワクワクする反面、「種類が多すぎて何を選べばいいか分からない」「予算内で本当に良いものが買えるの?」といった不安も尽きないものです。特に「15万円」という予算は、長く愛用できる本格的な一台を手に入れるための、一つの大きな境界線でもあります。
そこで今回は、数多くの機材に触れてきたカメラ専門店スタッフが、「予算15万円以内」に収まる最適なカメラとレンズの組み合わせをメーカー別に厳選しました。それぞれのメーカーが持つ特徴や、実際に撮影した作例も交えて詳しく解説します。あなたのフォトライフを最高な形でスタートさせるための一台を、一緒に見つけていきましょう。
1.Canon編 -EOS RP-
EOS RPの概要

| 製品名 | EOS RP |
|---|---|
| センサーサイズ | 約35.9×24.0mm(フルサイズ) |
| 有効画素数 | 有効画素数 約2620万画素 |
| ISO感度 | ISOオート、ISO100 – 400000手動設定(1/3、1段ステップ)、およびL(ISO50相当)、H1(ISO51200相当)、H2(ISO102400相当)の感度拡張が可能 |
| AF方式 | デュアルピクセル CMOS AF方式(フルHD/HD撮影時) コントラストAF方式(4K動画撮影時) |
| 連写速度 | 高速連続撮影:最高約5.0コマ/秒 |
| 動画性能 | 動画記録方式:MOV(MPEG-4AVC / H.264) 3840×2160(4K):23.98p、25.00p 1920×1081(FHD):59.94p、50.00p、29.97p、25.00p 1280×721(HD):59.94p、50.00p、29.97p、25.00p |
| 液晶モニター | TFT式カラー液晶モニター / 3.0型(3:2)/ 約104万ドット |
| 外形寸法(幅×高さ×奥行) | 132.5mm(W)× 85.0mm(H)× 70.0mm(D) |
| 質量 | 充電池およびメモリーカード含む:485g、本体のみ: 440g |
| 発売日 | 2019年3月14日 |
Canon EOS RPにおすすめのレンズ
Canon RF50mm F1.8 STM

初めての単焦点レンズとしてもよくおすすめに上がってくる定番のレンズの1本です。
軽量小型、さらによくボケるレンズで非常にコストパフォーマンスに優れたレンズです。

最短撮影距離も0.30mで最大撮影倍率0.25倍のクォーターマクロ撮影に対応。
質量も約160gと軽量でEOS RPとも相性抜群のサイズ感となっています。
実際に撮影した写真をご覧ください。

ボケ感を手軽に出せるので、開放側から使ってボケ感を楽しむことが出来ます。
また、最短撮影距離が30cmになり、EFの頃よりも寄った撮影が出来るのもうれしいアップデートです。

遠景でもしっかりとした描写をしてくれます。


逆光下でもその場の空気感をしっかり残してくれます。
見たままを自然に写し撮る画角である50mm
初めての単焦点におすすめな軽さと画角を兼ね備えたレンズです。
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2.SONY編 -α7II-
α7IIの概要

| 製品名 | SONY α7II |
|---|---|
| センサーサイズ | 35mmフルサイズ(35.8×23.9mm)、Exmor CMOSセンサー |
| 有効画素数 | 約2430万画素 |
| 画像処理エンジン | Exmor CMOS センサー |
| ISO感度 | 静止画撮影時: ISO100-25600 |
| AF方式 | ファストハイブリッドAF |
| 連写速度 | Hi時:最高約5コマ/秒 |
| 動画性能 | フルHD(1080p/60fps) |
| 液晶モニター | 7.5cm(3.0型) TFT駆動 |
| 記録メディア | メモリースティック PRO デュオ、メモリースティック PRO-HG デュオ、メモリースティック XC-HG デュオ、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード(UHS-I 対応)、SDXCメモリーカード(UHS-I 対応) |
| 外形寸法(幅×高さ×奥行) | 約126.9(幅) x 95.7(高さ) x 59.7(奥行き)mm |
| 質量 | 約599g(バッテリーとメモリカードを含む) / 約556g (本体のみ) |
| 発売日 | 2014/12/5 |
圧倒的なコストパフォーマンスの良さ

フルサイズミラーレスカメラが10万円以下で手に入る。これは、これからカメラを始める方にとっても、譲り受けたカメラからステップアップしたい方にとっても、非常に魅力的な選択肢です。
とはいえ、「10年以上前の型落ちなら、最新のスマホで十分じゃない?」と感じる方もいるかもしれません。しかし、フルサイズセンサーが描き出す「光の階調」や「柔らかなボケ味」は、やはりスマホとは一線を画します。
5軸ボディ内手ブレ補正搭載

α7IIの最大の進化点は、この世代から「5軸ボディ内手ブレ補正」が搭載されたことです。これがあることで、撮影の幅は劇的に広がります。
例えば、光量の少ない夜景や室内での撮影。本来なら三脚が必要なスローシャッターでも、強力な補正が手持ち撮影をサポートしてくれます。また、レンズ側に補正機構がないレンズを組み合わせる際も、ボディ側でブレを抑え込めるのは大きなメリットとなります。
レンズの選択肢の多さ

SONYのEマウントは、自社製品だけでなくシグマやタムロン、カールツァイスといった他社メーカー(サードパーティ)からも数多くのレンズが登場していることも大きなアドバンテージです。選択肢が広いということは、自分の予算や撮りたいものに合わせて「本当に納得できる1本」を自由に選べるということで、最新の高性能レンズから、コストパフォーマンスに優れた実力派、さらには独特な写りをする個性派まで、自分の用途に合ったレンズを探す楽しさというのも豊富なレンズがあるからこそできる事です。
ボディを10万円以下で賢く抑えるからこそ、その分を「描写の主役」であるレンズに投資できる。この自由度と拡張性こそが、α7IIからフルサイズライフを始める最大の醍醐味です。
SONY α7IIにおすすめのレンズ
TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD / Model A036SF




このレンズを選ぶメリットは広角から標準域までズーム全域で開放F2.8という明るさを維持できることです。
スマホのズームではどうしても画質が落ちたり、背景がボケにくかったりしますが、このレンズならどの画角でもフルサイズらしい大きなボケ味を楽しめます。
本製品は軽量・コンパクトに設計されているため、α7IIとのバランスも抜群。旅行からカフェでのテーブルフォト、ポートレートまで、日常のあらゆるシーンをこれ一本でカバーできる、まさに「最初の1本」にふさわしい万能レンズです。
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3.Nikon編 -Zfc-
Zfcの概要

| 製品名 | Zfc |
|---|---|
| センサーサイズ | 23.5×15.7mmサイズCMOSセンサー(APS-Cサイズ/DXフォーマット) |
| 有効画素数 | カメラ部有効画素数 約2088万画素 |
| ISO感度 | 静止画撮影時: ISO100-51200 ISO 51200に対し約1段(ISO 102400相当)、約2段(ISO 204800相当)の増感が可能 |
| AF方式 | ハイブリッドAF(位相差AF/コントラストAF) |
| 連写速度 | 高速連続撮影(拡張):約11コマ/秒 |
| 動画性能 | 動画記録方式:MOV/MP4(MPEG-4AVC / H.264) 3840×2160(4K UHD):30p/25p/24p 1920×1081(FHD):120p/100p/60p/50p/30p/25p/24p 1920×1080スロー(FHD):30p(4倍)/25p(4倍)/24p(5倍) |
| 液晶モニター | バリアングル式3.0型TFT液晶モニター(タッチパネル)、約104万ドット |
| 外形寸法(幅×高さ×奥行) | 134.5mm(W)× 93.5mm(H)× 43.5mm(D) |
| 質量 | 充電池およびメモリーカード含む:約445g、本体のみ: 約390g |
| 発売日 | 2021年7月23日 |
小型でクラシカルなデザイン

何といってもZfcの最大の特長がそのデザイン。Nikonの往年のフィルム一眼カメラ「FM2」にインスパイアを受けたクラシカルな外観は唯一無二。
首からかけても、置いてあるだけでも画になります。持っているだけでテンションが上がるというのは、初めて選ぶカメラとしては実は非常に重要なポイントです。
しかも重量はバッテリーとSDカードを含めても約445gとなっており、持ち運びにも最適な機種なのです。
カラーがブラックとシルバーの2種類から選べるほか、さらにNikonが実施している「プレミアムエクステリア張替キャンペーン」を活用することでカメラの貼革の部分を自分好みの色にカスタマイズすることも可能です。自分だけの1台に育てていくのに最適なカメラ、それがZfcなのです。
操作性

クラシカルなデザインが魅力のZfcですが、こちらは単なるデザインではなく、天面に設けられたダイヤルは実際にカメラの設定を変更するのに使用することができます。
シャッタースピードやISO感度、露出補正を天面のダイヤルで操作できる上、数値が分からない、とにかく簡単に撮影したいという方もオートモードにワンタッチで切り替えることができる安心のつくりです。
デザインこそクラシカルですが、USB-C端子を搭載しモバイルバッテリーなどからの給電にも対応するなど現代的な機能も盛りだくさんで使いやすい機種になっています。
そしてスタッフが特におすすめしたいポイントがファインダー。ファインダーを覗いた際のクリアな視界はまるで実際の風景をそのまま素通しで見ているかのよう。Nikonのカメラをおすすめしたい点は、スペック表に載っている部分だけではありません。
機能性に関しても、瞳AFや高い高感度耐性を有しており妥協はありません。
手に入れやすい価格設定
さてそのような高性能かつ魅力の多いZfcですが、執筆日(2026年3月13日)現在で新品価格が¥116,820円、中古では¥90,000円前後でお求めいただける高いコストパフォーマンスも有しています。
Zfcには2種類のレンズキットも設定されており、ズームレンズの「NIKKOR Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VR」と、単焦点レンズの「NIKKOR Z 28mm F2.8(special edition)」を選ぶことができます。特に単焦点レンズがキットレンズになっているのは珍しいかと思います。
どちらも新品価格で15万円を切る悩ましい選択肢ですが、今回は敢えてキットレンズ以外から、マップカメラならではのご提案を3本ご紹介させていただきます。
Nikon Zfcにおすすめのレンズ
NIKKOR Z DX 24mm F1.7

まず1本目にご紹介するのは「Nikon NIKKOR Z DX 24mm F1.7」。
ズームのできない単焦点レンズで、Zfcに装着した際は35mm判換算で約35mm相当の焦点距離となり、人間がぼんやりと眺めているときの視界に近い画角で撮影できる万能なレンズです。
Zfcに装着すると大きすぎないサイズ感で、スナップ撮影やテーブルフォトに使いやすく、重量も約135gと日々持ち出して日常を切り取るのに向いたレンズです。


スマートフォンでは表現できない、大きくふわっとしたボケを演出することができます。
F値も1.7と、大きなボケが得られるだけでなく暗い室内や夜間の撮影でもしっかり明るく撮ることができる利点もあり、気軽に撮影を楽しみたい方にぴったりな1本です。
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3.OM SYSTEM編 -PEN E-P7-
PEN E-P7の概要

| 製品名 | PEN E-P7 |
|---|---|
| センサーサイズ | 4/3型Live MOS センサー |
| 有効画素数 | カメラ部有効画素数 約2030万画素 |
| ISO感度 | AUTO:LOW(約100相当) – 6400 マニュアル:LOW(約100相当)、200 – 25600 |
| AF方式 | ハイスピードイメージャAF |
| 連写速度 | 〔連写H〕: 約8.7コマ/秒 |
| 動画性能 | 動画記録方式:MOV(MPEG-4AVC / H.264) 3840×2160(4K):30p、25p、24p / IPB(約102Mbps) 1920×1081(FHD):30p、25p、24p / IPB(約52Mbps、約30Mbps、約18Mbps)、60p、50p / IPB(約52Mbps、約30Mbps、約18Mbps) 1280×721(HD):60p、50p、30p、25p、24p / IPB(約26Mbps、約14Mbps、約10Mbps) |
| 液晶モニター | 3.0型チルト可動式液晶(静電容量方式タッチパネル)、約104万ドット(3:2) |
| 外形寸法(幅×高さ×奥行) | 118.3mm(W)× 68.5mm(H)× 38.1mm(D) |
| 質量 | 充電池およびメモリーカード含む:337g、本体のみ: 289g |
| 発売日 | 2021年6月25日 |
小型軽量ボディー

ボディー単体で337gの超軽量ボディー
標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」と組み合わせてもわずか430g
500gのペットボトルよりも軽量なカメラシステムです。
初めてカメラを使ってみたい方や、持ち運びに便利なサイズ感のカメラを探している方にもおすすめなサイズ感です。
快適な操作性

カメラ上部にダイヤルが2つあり、シャッタースピードやF値などの設定が容易になります。
更に、カメラを持った際に握りやすいように背面に設けられたふくらみで片手でも持ち歩きやすい形に設計されています。
5軸ボディ内手ブレ補正搭載

ボディ内手振れ補正を搭載していることにより、シャッタースピードの遅い撮影の際にも撮影を強力にサポート。
動画撮影の際にも手振れ補正機能で、高精細な映像を残すことが出来ます。
OM SYSTEM PEN E-P7におすすめのレンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
コンパクトレンズと言えばこのレンズと言えるほど、コンパクトさはトップクラスに小さい1本。
フルサイズ換算約24-84mmの標準ズームレンズです。



コンパクトレンズとはいえ、ボケを活かした撮影も可能です。



撮りたい写真を赴くままに撮影が出来ることや、軽いので、常に持ち歩きが出来る事がとても良いカメラだと思います。

夕焼けの状態でも色再現が高く、オレンジ色から青空への階調もとても良いと感じました。
コンパクトかつしっかり写るので、初めての1本として、オススメなレンズです。
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