
2026年、早くも3月に突入し暦の上では春となりました。その筈ですがここ最近筆者の住む地域では雨の日が続いていたので、「春」というよりも少しブルーな気持ちになりがちでした。しかしそんな雨の日だからこそ撮れるものもあります。
今回はNikon D780とAF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G EDの組み合わせで雨の日の庭先やペット、小物を撮影してみました。
筆者の家族が飼っているシシバナヘビを撮ってみました。最近見かける時は大体おがくずの中に籠っているのですが、今回偶然目をやると顔を出していたのでカメラを構えて撮影してみました。春先とは言うもののまだまだ寒い日は続いているので、ヘビも我々と同様にお布団から出たくないのかもしれません。
最短撮影距離は18.5cmで、被写体にぐっと近寄って撮影が可能です。ピント面は非常にシャープに解像しているため、ヘビの鱗の一つ一つがはっきり描写されています。鱗から鱗へ、白からベージュへとなだらかに体色が変わって行くのがよく分かります。
1枚目は鋭い目つきで睨んでいる様にも見えましたが、こちらでは部屋の照明とも相まって瞳にキャッチライトが生まれ、エネルギッシュで可愛らしい雰囲気を感じさせる1枚となりました。
筆者の趣味の一つとしてプラモデル製作があります。完成した作品を撮影する他に製作過程も写真に収めておきたいタイプなので、今回はランナーからパーツを切り離す前の状態を撮影してみました。
最初からメタリックに彩色されたタイヤパーツに目を惹きつけられたので、成型色のパーツも隣に置いて質感の違いを出してみました。
白色のパーツとは違い照明に照らされて、明暗差がはっきりと分かれているのが見て取れます。かなり絞り込んで撮影したため、メタリックのざらついた質感と作業台の木目がはっきりと描写されています。プラモデルはひたむきに完成を目指すものですが、こうして切り離す前のパーツをただ眺めるというのも一つの醍醐味だと思います。

せっかくの雨の日なので、雨の日だからこそ撮影できるものを撮影してみました。
雨水が滴るクローバーを撮影してみました。F値は3.3で撮影しましたが葉の縁に生えている産毛の一本一本が、はっきりと描写されています。
手前の葉っぱもハイライトに当たる部分がシャラシャラとボケており、全体的に柔らかな雰囲気の1枚になりました。
これまた雨の日らしく、花弁の上に乗った水滴を撮影しました。
雨の水滴といえば筆者は画面右奥のような丸い形を想起しますが、こちらの水滴は花弁の傾きに合わせてクロワッサンの様な形に変形していました。
普段なら気にもかけない存在ですがこうしてマイクロレンズを構えて撮影すると、自分の中で認識しているものはとても抽象的で、漠然としているものなのだと感じさせられます。
地面に落ちた花弁も撮影してみました。小指の第一関節にも満たない小さな花弁でしたが、その上にも小さな小さな水滴が乗っていることが分かります。
レンズの寸法は約73(最大径)×89mm(バヨネットマウント基準面からレンズ先端まで)、質量は約425gと非常にコンパクト軽量設計になっているので、
このような床のタイルにギリギリまで近付けて撮影することも難なく可能です。
お次は、Nikon D850を撮影してみました。実はこちら本物のD850ではないのです。本物のD850をスケールダウンさせたミニチュアになります。
大きさは約3.5cmとあのD850が手の平に容易く収まってしまうサイズ感です。
等倍で撮影ができるので3.5cmしかないミニチュアのD850も、実物のようなサイズ感で撮影することが可能です。流石のマイクロレンズですが、このミニチュアの本物と見紛う程の精巧なクオリティにはひたすら感動しました。
シャッターボタンは実際に押し込める機構が搭載されており、レンズ交換も可能です。シリーズ第2弾とのことなので今後の商品展開からも目が離せません。

最後に、小物の猫を撮影してみました。背景が大きくボケることを利用してビルの模型を数棟用意しました。模型の下にケーブルライトを配置して室内の明かりを表現しました。夜らしさを演出するために、猫には少し弱めに照明を当てています。
猫の毛並みがはっきりと解像されており、小物本来のディテールを一切損なわない忠実な写りをしていました。
今回Nikon D780とAF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G EDを組み合わせて身近にある物を撮影してみました。一眼レフのライブビュー撮影時のAFの出遅れ感もD780のハイブリッドAFシステムの搭載により、ミラーレスカメラの様な肌感での撮影が可能となっております。
また、ファインダーで覗いた時の視認性の良さや、身体に響くシャッター音等、普段ミラーレスカメラを扱う筆者にとって今まで感じたことの無い非常に新鮮な体験でした。
レンズが軽量な分フットワークの軽さも相まって、一眼レフらしさを残しつつミラーレスらしい扱い方も可能な非常にハイブリッド&マルチに活躍できる組み合わせだと感じました。
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