LEICA M × P. Angenieux 180mm

2014年10月10日

LEICA M Typ240 + RAYQUAL-Adapter + P.Angenieux Paris Type P21 180mm/f4.5

LEICA-M BODY × Exakta LENS

LEICA M Typ240 ×P.Angenieux Paris Type P21 180mm/f4.5

P. Angenieux(アンジェニュー)という名前をご存知だろうか。フランス南東部のローヌ・アルプ地方で産まれた老舗光学メーカーで、オールドレンズが好きな方なら、名前をご存知な方もいらっしゃるのではないだろうか。

今回はそんなAngenieuxの「180mm/f4.5」Exaktaマウントのレンズを使う機会に恵まれたので、その描写をご覧いただきたい。使ったボディは「Leica M (Typ240)」、アダプターを介して使えば、距離系は非連動ながら純正にはない180mmという望遠の世界をレンジファインダー機で楽しむことが出来る。

LEICA M Typ240 + RAYQUAL-Adapter + P.Angenieux Paris Type P21 180mm/f4.5

開放f値は4.5と暗めだが、焦点距離もあって開放でのボケ味は大きい。また、描写は非常に繊細で柔らかい印象を受けた。

コントラストもやや低めで、いかにもオールドレンズという描写が楽しめるのも特徴の一つだ。

LEICA M Typ240 + RAYQUAL-Adapter + P.Angenieux Paris Type P21 180mm/f4.5

LEICA M Typ240 + RAYQUAL-Adapter + P.Angenieux Paris Type P21 180mm/f4.5

LEICA M Typ240 + RAYQUAL-Adapter + P.Angenieux Paris Type P21 180mm/f4.5

線の細い描写が被写体の穏やかな印象を与えてくれる。また、空の青が非常に控えめなのに対して、草木の緑は鮮やかに見えるのも特徴的であった。もちろん、撮影時の設定等は同様で、レタッチも行っていない画像である。

LEICA M Typ240 + RAYQUAL-Adapter + P.Angenieux Paris Type P21 180mm/f4.5

実は今回撮影した画像の多くは、目測での撮影となった。

「Leica M (Typ240)」にはライブビュー機能やピーキング機能があり、背面の液晶で被写体を確認しながら撮影が出来る。

しかしながら、強い太陽光の下では確認がしづらいことや望遠ということもあり、あらかじめピントを合わせた後に、アイレベルの慣れ親しんだ体制でフレーミングして撮影しなければブレの原因になってしまうことから、私は殆ど使うことがなかった。

こうした、1枚1枚をじっくりと撮影するスタイルもまた、マウントアダプターを使うことの一興ではないだろうか。

LEICA M Typ240 + RAYQUAL-Adapter + P.Angenieux Paris Type P21 180mm/f4.5

LEICA M Typ240 + RAYQUAL-Adapter + P.Angenieux Paris Type P21 180mm/f4.5

今回撮影していて気になった点の一つが、周辺のケラレの発生である。開放で多くのカットを撮影したが、その都度発生したりしなかったりと安定しなかった。今回はその原因追及は行っていないが、同様に撮影される方には注意されたい。

一方でコントラストや彩度が低く軟調という、これぞオールドレンズという描写も相まって、ケラレた四隅もまたアリではないかと個人的には思っている。これを“味”であると言ったら誉め過ぎだろうか。

フランスの老舗メーカーのレンズと、M型ライカという今回の組み合わせ。やはり、オールドレンズでの撮影は面白い。そう思わせてくれるものであったのは言うまでもない。

Photo By MAP CAMERA Staff

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