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広がるスナップの世界『FUJIFILM X-E4』で撮る『Voigtlander COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical TypeII』

広がるスナップの世界『FUJIFILM X-E4』で撮る『Voigtlander COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical TypeII』

2022年03月11日

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:100 / フィルムシミュレーション:Classic Neg
使用機材:FUJIFILM X-E4 × Voigtlander COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical TypeII

 

カメラや写真が好きになってから早数年。出勤する日やちょっとしたお出掛けでも、鞄にカメラが入っていない日はほとんど無いという生活を送っています。お決まりの愛機、今日は撮るぞという時の気合の入った組み合わせ、ひょんな事から出会えた一台とお試しの写真散歩、などなど。もはや「お財布・スマートフォン・カメラ」という三種の神器があればどこへでも行くことが出来るほどです。そんな毎日の中で、常に一緒に過ごしたくなるカメラというのはどういうカメラなのかと考えたことがあります。常にとなると、やはり軽量コンパクトなのが良いですし、一番大事なのは「触っていて楽しい機材が良いだろう」という結論に至りました。

本日ご紹介する『FUJIFILM X-E4』と『Voigtlander COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical TypeII』という組み合わせは、そんな私の想いから生み出された組み合わせです。マニュアルフォーカスレンズである『Voigtlander COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical TypeII』はその心地よい操作感がたまらないレンズで、撮影していないときでも思わず絞りリングを操作したくなってしまいます。フジフイルム独自のフィルムシミュレーションで遊び心を作品に昇華できる『FUJIFILM X-E4』もまた使い込むごとに自分好みの落としどころを見つけられる飽きないカメラです。この2つを純正マウントアダプターで繋ぎ、広角域でのスナップ撮影に行ってきましたので、その写真をご覧ください。

絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:100 / フィルムシミュレーション:Velvia
使用機材:FUJIFILM X-E4 × Voigtlander COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical TypeII

 

 

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100 / フィルムシミュレーション:ETERNA
使用機材:FUJIFILM X-E4 × Voigtlander COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical TypeII

 

境内には沢山の鳩がいて、思い思いの場所で休んでいました。屋根上でくつろいでいた一羽にカメラを向けると、それに気づいたかのようにこちらを見つめ返してくれました。「そのまま…」と願いながらピントを合わせてシャッターを切ります。くつろいだ雰囲気が画面に収まっています。

 

絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100 / フィルムシミュレーション:ETERNA BLEACH BYPASS
使用機材:FUJIFILM X-E4 × Voigtlander COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical TypeII

 

入り組んで絡まっている木々の枝。見かけた瞬間に「ブリーチバイパスの色味が似合いそう」という直感が働き、フィルムシミュレーションを駆使して撮影しました。ツヤのある質感が実に美しく、どこか寂寥感を感じる風合いは”冬らしさ”も感じさせます。

 

絞り:F4 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:200 / フィルムシミュレーション:ACROS
使用機材:FUJIFILM X-E4 × Voigtlander COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical TypeII

 

 

絞り:F8 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:100 / フィルムシミュレーション:ETERNA
使用機材:FUJIFILM X-E4 × Voigtlander COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical TypeII

 

『Voigtlander COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical TypeII』をAPS-Cセンサーモデルである『FUJIFILM X-E4』と組み合わせることで、その画角はフルサイズ換算約31.5mmとなります。広角寄りのその画角なら、眼前に広がる景色の中から入れこみたい要素を取捨選択して切り取ることが出来ます。

 

絞り:F4 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100 / フィルムシミュレーション:ETERNA BLEACH BYPASS
使用機材:FUJIFILM X-E4 × Voigtlander COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical TypeII

 

乗っているときはあまり気にならなかったのですが、こうやって外側から走行しているモノレールを見ると想像の何倍も傾いているように感じます。特に、カーブに差し掛かった時はそのままレールから外れてしまうのではなかろうか・・・というくらいの傾斜です。撮影していく中で、些細なことですが自分の好奇心を満たす出会いに恵まれることもあるようです。

 

絞り:F8 / シャッタースピード:1/180秒 / ISO:100 / フィルムシミュレーション:ACROS
使用機材:FUJIFILM X-E4 × Voigtlander COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical TypeII

 

 

絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100 / フィルムシミュレーション:ETERNA
使用機材:FUJIFILM X-E4 × Voigtlander COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical TypeII

 

 

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:200 / フィルムシミュレーション:Classic Neg
使用機材:FUJIFILM X-E4 × Voigtlander COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm F3.5 Aspherical TypeII

 

自分の視界というのは広いようで狭いもの。見えているものすべてに意識が通っていることはなく、注視している以外の情報は得てして見えていないことが多いです。ですが、写真を撮ろうとするときは細部まで情景を読み込み、自分のイメージに落とし込もうとする。欲張りで、なんと豊かな行為なのでしょう。

 


 

広角スナップを満喫させてくれた今回の組み合わせ。クラシカルなデザインをミニマルにまとめ上げたボディとレンズの相乗効果は非常に満足なルックスです。それに加えて、マニュアルフォーカスであること、露出設定をダイヤルで切り替えていく事など撮影するにあたって掛かる一つ一つの行為が、自分をさらに没入させてくれました。ぜひ、広い世界をその目とこのカメラで収めて頂きたいものです。

 

Photo by MAP CAMERA Staff

 

 

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